光より速い?

「光より速い」は本当? ニュートリノの速度 再検証へ

素粒子の一つであるニュートリノが、光より速く飛ぶことを示す実験結果を発表した。

現代物理学の基礎の一つにアインシュタインの相対性理論があります。この理論は「光速より速いものはない」という考え方が基本になっています。今回の実験結果はこの基本に反するものです。

発表したグループも初めは信じられない結果だったそうですが、3年間・1万5千回以上、極めて高い精度で計測した結果、やっぱりニュートリノは光よりも1億分の6秒ほど早く到達するという結論に至ったそうです。

しかし、多くの物理学者は懐疑的な見方をしています。
その理由の一つに過去の超新星爆発があります。

超新星爆発とは星が死ぬときの大爆発のことで、1987年に実際に観測されました。
このときの星の輝きとニュートリノの検出はほぼ同時だったそうです。
もし、光よりもニュートリノのほうが速いとすると、4年ほど前にニュートリノが先に届いている計算になります。

ただし、今回の実験と超新星爆発ではエネルギーは1000倍程度の差があるので、それが影響していないとも言えません。

科学は「観測結果を尊重する」ことが基本ですので、この事実から新たな事実や、新たな理論が出てくるかもしれません。


米のET探査計画再開へ

今回の青猿ニュースはこちら。

米のET探査計画、再開へ J・フォスターさんらが支援

地球外生命(ET)探査のプロジェクトを進めているSETI研究所。
宇宙のどこかには太陽のような恒星の周りを程よい距離でまわっている地球のような惑星があり、そこに知的生命体がいるといわれているが、電波望遠鏡を宇宙に向け、地球外生命体から発せられた電波を探すのが目的。

その研究所は2007年から観測を始めたが、資金難でプロジェクトが一旦中断。その後、米空軍などの援助で年内いっぱいは続けられるそうだ。


ところで、受信した電波から得た情報量は非常に膨大で、知的生命体が発したものなのかを発見するには、かなりの時間がかかります。
そこで、受信した情報を分割し、世界中のコンピューターに解析させて発見までの時間を短縮させようというBOINC(ボインク)というプロジェクトがあります。
実は私もそのプロジェクトに参加しています。パソコンの「余力」を使ってカリカリと処理をしています。
もう1年半にもなりますが、今のところ何も発見はありません。
ちなみにいつでも処理の中断、再開、参加、離脱などができます。
また、巨大な素数の発見など、他にもいろんなプロジェクトがあります。


実はジョディ・フォスターも寄付した人たちの中の一人で、ET探査を題材とした米映画「コンタクト」で主演していました。
この映画は私が大学生の頃に観ました。
地球外生命体から信号を受信するんですが、その信号の周期が素数回なんですよ。
ドーン、ドーン。(←2回)
ドーン、ドーン、ドーン。(←3回)
ドーン、ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。(←5回)
なんかゾクゾクしましたね(笑)。
そして受信した情報を解析すると、巨大な装置の設計図。
それはきっと発信した知的生命体のいる惑星へのワープ装置だと信じる。
建設し、いざスイッチオン!…の直前に、侵入した宗教信者の自爆テロによって破壊されてしまう。

ここまではいいとしてだ。
なぜか予備の巨大装置が北海道に建設されています。
心のなかで「えー!」と叫ぶこと間違いなしです。
そして最後のオチは個人的には好きです。是非ご覧あれ。

だいぶ話がそれてしまったかな。


ニッケル使った燃料電池

久しぶりの青猿ニュースですね。

今回の気になるニュースは朝日ドットコムから。

ニッケル使った燃料電池開発 九大チーム コスト減期待

燃料電池とは水素と酸素を結びつけてそこから電気を発生させる装置のことです。
二酸化炭素を排出せず、効率のいい電池の一つです。

ところが、水素と酸素を結びつけるときの触媒に白金が使われていて、1グラム5000円と高価なもの。
例えば燃料電池車として車に載せるためには100グラムが必要だそうだ。

そこで九州大学の触媒を研究しているグループが、安価なニッケルを触媒に使った燃料電池を開発。
性能を高めれば白金を使う燃料電池に代わるものとして期待できるそうだ。
ちなみにニッケルは1グラム1.8円と白金の約2800分の1の値段。安っ。


こういうレアアースなどは取れる量が少ないため、どうしても値段が高くなってしまう。
レアアースを使った高性能なものを作る技術も発展する一方で、
ありふれた素材でそれに代わるものを作る技術も発展しなければならないですよね。


蓮舫

笑ってしまったニュースがあったので紹介します。

「Asahi.com」からです。

スパコン愛称、「レンホー」強かった…でも1次落選

蓮舫行政刷新相の「2位じゃだめですか」発言で有名になった次世代スーパーコンピューター。愛称募集に寄せられた1529件の名称を理化学研究所が公開した。

2位に甘んじることなく「富士」、事業仕分けからの復活で「フェニックス(不死鳥)」。仕分けを意識した名前も多数あったが、いずれも1次選考で落選した。

選ばれた「京(けい)」の7件をしのぎ、「レンホー」「REN4」など多数あった蓮舫氏にちなむ愛称も1次で落選。理研は「固有名詞はふさわしくありません」。

ここまで。

REN4って(笑)別に蓮舫が作ったわけではないし。でもそれだけ関心が高かったということなんでしょうな。